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ビル・マンションの防災対策|連結送水管工事の必要性とは?

  • 執筆者の写真: 設備 中嶋
    設備 中嶋
  • 2月12日
  • 読了時間: 3分

更新日:2月14日



高層建築物、地下街等に設置される、本格的な消火活動を行う際に消火用の水を火災が発生した場所まで送水するために高設置される設備で、駅やテナントの中の放水用器具格納箱にあり送水口、放水口、放水用器具格納箱等から構成され、設置する際は安心して任せられる施工会社と設置後も定期的な点検の必要があります。


 

連結送水管工事


連結送水管は高層建築物、地下街等に設置されている「消火活動上必要な施設」の一つで、消防隊が本格的な消火活動を行う際に消火用の水を火災が発生した階まで送水する際に使用されます。駅や大型のショッピングモール、マンションなどに設置され、消防車から放水口に水を送るための送水口、接続することで消火活動を行う放水口、連結送水管安堵を格納する放水用器具格納箱等から構成され、火災の際には消防車から送水口を通じて送水し、放水口にホースを接続して消火活動ができるようになっています。7階以上の建築物や5階以上で延べ床面積が6,000㎡以上の建築物などが設置基準の対象となり連結送水管の設置が必要とされています。通常では「乾式」と呼ばれるなにも入っていない状態で収納されていますが、階数でいうと11階以上、高さだと70mを超える場合は「湿式」と呼ばれる配管の中に消火用の水は入っている状態で収納されるようになります。


 

連結送水管は点検が必要です


連結送水管はまさに人の命に直結している設備です。そのため、必ず定期的に点検する必要があります。連結送水管は、設置してから10年経過した際に必ず点検をする必要があり、その後も3年ごとに耐圧性能点検を行うことが消防法により義務付けられています。点検の際は実際に設置されている配管に水圧をかけ、異常や問題がないか点検をします。


【修理工事の流れ】


(1)埋設配管への配管を切断します。

(2)ルート変更を行い、新規配管工事を行います。

(3)送水口を設置します。

(4)保温・ラッキングを行います。

(5)施工した箇所の塗装工事を行います。

(6)既存配管撤去・メクラ処理を行います。

(7)雑補修工事を行います。

(8)消防検査を行います。消防設備でもあるので、必ずこの検査は行います。

(9)最後に工事完了報告をし、仕上がりをチェックしていただいてからお引渡しします。


 

連結送水管工事は弊社にお問合せください


有事の時に人の命を救うためにある連結送水管工事。実際に家事があった際に不備があって救助活動ができなかった。定期的に点検してたのに使えなくなっていた。となっては困ります。そのような事態が起きた時、最悪の場合はその設備の所有者が責任に問われることがあります。連結送水管を新たに設置する、新しいものに交換するなど連結送水管工事の際は弊社にお問合せください。

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