2024.04.16建物の守護者!スプリンクラー設備の役割
スプリンクラーの設置基準は、消防法の「消防法施行令第12条」によって細かく定められ、階層や延床面積などによって設置されるものが異なります。主にデパートなどの商業施設、福祉施設、病院、ホテルなど天井面につけることが、用途・延べ面積・階などにより義務付けられ、火災感知から放水までを自動的に行う消火設備です。火災の際に水が放出し延焼を遅らせる事が可能です。
水源、加圧送水装置(消火ポンプ)、自動警報装置(流水検知装置、表示装置、警報装置等)、スプリンクラーヘッド、送水口、配管・弁類及び非常電源等から構成され、使用するスプリンクラーヘッドや配管方式等によって色々な設備形態があります。
スプリンクラーの効果とは
スプリンクラーの初期消火成功率は96.2%とされています。
スプリンクラー設備から散水があった場合、火災を最小限にしてくれています。
法令に基づいてスプリンクラーを設置している建物では、火災が起こった際の死者の発生率を6分の1程度に抑えられているというデータもあります。(放水後の水は自動的には止まりません。制御弁の場所を把握しておき、鎮火後は速やかに水を止める必要があります。)
また、スプリンクラーは、火災時に消火するだけでなく煙の発生も抑制し、一酸化炭素中毒の発症を防ぐことができます。煙の発生を抑えることによって、避難時間を確保することができ、一酸化炭素中毒者の発生率を抑えることができるのです。
スプリンクラー設置工事は弊社にお任せください
スプリンクラーの設置は建造物だけでなく、水道設備にも詳しい施工業者に任せるのがおすすめです。
また、定期的な点検とメンテナンスも必要です。定期的な点検によって、スプリンクラーが正常に作動することが確認され、定期的なメンテナンスによって、スプリンクラーの寿命を延ばすとともに、信頼性を確保します。
お気軽にお問合せください。
お問合せはこちらから