2022.12.13下水道工事の種類
公共下水道工事
公共の下水道に関する工事であり、道路などの地中に下水道管を布設し、浄化センターまで接続する工事のことになります。工事費用は自治体が負担し、地域・エリアを管轄する地方自治体において実施されます。下水道管の布設だけではなく、公共マス（家屋内から排出される排水が集まる最終マス）の設置までが公共下水道工事に含まれる場合が一般的です。
排水設備工事
敷地内の工事であり、下水道接続工事、切替工事の事になります。家屋内の排水口から公共マスに接続するまで、排水管や汚水マスを設置する工事。下水道区域外に居住する多くの方は、浄化槽を利用している前提ですが、下水道の共用開始をする為に公共マスへ接続する排水設備工事が必要となり、新築住宅などの場合は、排水管・汚水マスの設置を含めた排水設備工事が必要です。
公共マスから下水道を通り浄化センターに至るまでは「地方自治体」ですが、公共マスまでの排水設備工事は「建物の所有者」が実施する工事であり、工事費用も所有者が負担しなければなりません。
また、同じ排水設備工事でも、呼び名が違い、「下水道接続工事」は、排水設備のない住宅を新築する、あるいは汲み取り式を水洗トイレにする場合「下水道切替工事」は、浄化槽から下水道へ切り替える場合に使われます。
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