2023.04.18スプリンクラーが必要な条件
スプリンクラー設備は、建築物内に火災が発生した場合、早期に自動消火することができる装置です。そのため、以下のような条件を満たす場合には、スプリンクラー設備の設置が必要とされています。
1、建物の高さが15m以上ある場合
2、床面積が500平方メートル以上ある場合
3、人が集まる場所、物が保管される場所、機械室など、火災の危険が高い場所がある場合
4、高温や火気を扱う施設がある場合
5、消火水の確保が困難な場所、例えば山間部などの遠隔地にある場合
これらの条件を満たす場合、スプリンクラー設備の設置が義務付けられていることがあります。また、法律上は必要ではない場合でも、建物の火災対策の観点から、スプリンクラー設備の設置を検討することが推奨されています。
スプリンクラー設備は、建物の規模や用途に応じて、適切な設備が設置されています。設備の種類や噴射力、噴射範囲などは、消防法令に基づいて定められています。また、スプリンクラー設備は定期的な点検・保守が必要であり、法令に基づいた定期点検が行われています。
スプリンクラー設備は、火災の早期発見・消火に効果的であり、火災による被害を最小限に抑えることができます。建物の安全確保のために、定期点検・保守を行い、スプリンクラー設備の正常な動作を確保することが重要です。
スプリンクラー設備が設置できる人
スプリンクラー設備は、消防法令に基づいて設置する必要があるため、建築関連の専門家や消防署などが設置を行います。具体的には、建築設計者や施工業者、消防機関などが関与します。
建物の種類や用途、規模などに応じて、スプリンクラー設備の種類や設置箇所、噴射力、噴射範囲などを決定し、設置計画を立てます。また、消防法令に基づいた設置基準を満たすように、設置場所の調査や設置工事を行います。
スプリンクラー設備の設置には、専門知識や技術が必要となるため、建築関連の専門家や消防署などが設置を行うことが一般的です。建物の安全確保のために、専門家の知識や技術を活用し、適切なスプリンクラー設備を設置することが重要です。
火災の早期発見・消火に効果的であり、火災による被害を最小限に抑えることができます。建物の安全確保のために、定期点検・保守を行い、スプリンクラー設備の正常な動作を確保することが重要です。
スプリンクラーの種類
スプリンクラーは、その構造や作動方式によっていくつかの種類に分けられます。代表的なスプリンクラーの種類としては、以下のようなものがあります。
上吊り式スプリンクラー
建物の天井に設置され、火災が発生した場合には自動的に噴水するタイプです。
壁面式スプリンクラー
壁面に取り付けられ、火災が発生した場合には自動的に噴水するタイプです。
坪内式スプリンクラー
建物の床面に設置され、火災が発生した場合には自動的に噴水するタイプです。
水中スプリンクラー
水中に設置され、海洋プラットフォームやオフショア施設などで使用されます。
乾式スプリンクラー
水を貯蔵せず、空気圧力を利用して水を噴射するタイプで、寒冷地などの凍結が懸念される場所に設置されます。
漏水検知式スプリンクラー
スプリンクラーの配管に水漏れが発生した場合に、自動的に閉鎖する機能を持ちます。
結露防止型スプリンクラー
低温環境下での結露を防止するため、スプリンクラーの水が凍結しないよう特殊な構造を持ちます。
スプリンクラー設置工事は中嶋設備へ
スプリンクラーの設置は建造物だけでなく、水道設備にも詳しい施工業者に任せるのが一般的です。
中嶋設備は、横浜・藤沢・川崎市の指定給排水装置工事事業者です。
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